日本化学工業が全固体電池向け機能性リン酸塩を開発、その能力がスゴい!


■固体電解質の開発とイオン伝導率を高める

日本化学工業は、開発が進む全固体電池用固体電解質・活物質として機能性リン酸塩3種を開発した。
固体電解質用のリン酸チタンアルミリチウム(LATP)と、活物質用のリン酸バナジウムリチウム(LVP)とリン酸コバルトリチウム(LCP)。
電子部品メーカーが求めるイオン伝導率と安定性レベルに合わせた性能を確保した。需要に応じて量産化を検討する。

全固体電池の開発では、電極活物質と親和性のある固体電解質の開発とイオン伝導率を高めることが課題。
リン酸塩はこれを解決する素材の一つとなる。

日本化学工業はリチウムイオン電池の正極活物質製造などで培った化学合成法を基に3種の機能性リン酸塩を開発。
硫化物型と酸化物型の両全固体電池に対応する。



https://news.yahoo.co.jp/articles/46c46d7c00ac25adbe272331075c8fe9301f5191