「救急車を贈ろうと思う」。1度目に寄贈した2019年、美代子さんに伝えるととても喜んでくれたとうれしそうに話す岩橋さん。この時は3台を寄贈し、金額は今回と同じく1台につき3000万円。金額と台数は最後まで美代子さんには言えませんでした。

 当時、救急車の寄贈が地元紙で紹介されると、見知らぬ女性から「ありがとうございます」と声を掛けられたことも。思わぬ反響に驚きつつもうれしさを実感しました。

 今回は北広島市にも高規格救急車2台を寄贈。納車は1台が今秋、もう1台は2022年の予定です。

 岩橋さんがこれまでに贈った救急車7台の総額は約2億1400万円にのぼりますが、いま贈りたい理由があると言います。

 「新型コロナの影響で救急車の消毒にすごく時間がかかると聞く。みなさんに喜んでもらえたらうれしい」

https://www.fnn.jp/articles/-/198724