「パートナーって使いづらい…」同性カップルの呼称問題、“すきぴ” で解決ってまじ?
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5/12(水) 19:00
配信
BuzzFeed Japan
恋人のこと、どのように呼んでいますか?

「パートナーって使いづらい…」同性カップルの呼称問題、“すきぴ” で解決ってまじ?
Gettyimages
「彼氏」「彼女」という呼称がよく使われますが、性別を特定するこの呼び方は同性カップルが使用すると予期せぬカミングアウトに繋がりかねません。最近では「パートナー」や「恋人」というような性別関係なく使用できる呼称もありますが、そのような呼び方をするのもカミングアウトに繋がりそうで使いづらい…。BuzzFeed Newsは、同性パートナーがいる人など3人に「新時代の恋人の呼び方」について聞きました。【BuzzFeed Japan / 吉原賀子】
「パートナー」派

「『パートナー』という呼び方をしている」と話すのは都内大学生のNさん。

Nさんの知人には様々なセクシュアリティの人が多く、会話では気を遣いながら言葉を選んでいるそう。

「自分の恋人を呼ぶときや、お互いのことをよく理解しあっている間柄の人と話すときに『彼氏』や『彼女』という言葉を使用するのはいいけれど、初めて会う人や関係が薄い人に対しては『パートナー』が最も適切なのかな、と思います」

ただ、同時に「パートナー」という言葉が抽象的すぎるのではないかという心配もあると話します。

「仕事上のパートナーとか、恋愛が絡まないパートナーも存在すると思うから、『パートナー』という言葉選びもどうなんだろう…。『恋人いる?』とか『付き合ってる人いる?』とかがベストなのかな」
使いやすいのは「パートナー」という言葉だけど…

「若い自分が『パートナー』と言ったら、『この人、性的マイノリティの方なのかな?』と思われてしまうのが怖い」と話すのは都内大学生のMさん。

Mさんは現在、同性のパートナーと交際する女性。

10〜20代の間では、異性のパートナーを「彼氏」や「彼女」と呼ぶ人が多数派であることが気になっているそう。「『パートナー』という表現はフォーマルさも感じるし、結婚から長い時間がたった年齢の高いカップルを想像するかも…」と話します。

そのように「パートナー」という呼称に違和感を覚えるMさんがたどり着いた呼称とは、「すきぴ」だと話します。

「私はカミングアウトする気がない知人や、ファミレスやテーマパークの待ち時間など周囲にたくさん人がいて、会話が周りの人にも聞こえそうな場所では『すきぴ』とか『ぴ』って言ってます」

「すきぴ」という言葉は「好きなピープル(people)」を略した若者言葉ですが、性別を限定しない呼称としてはピッタリだそう。

以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/98ae48aa21ca50e974525e27f316b87089bf097f