光の屈折が織りなす宇宙の壮大な幻影
「アインシュタイン・リング」

アインシュタインが1915年に発表した相対性理論は宇宙の姿を塗り替えた。
時空は重力によって自在に歪められる、
いわばトランポリンの表面のようだと再定義されたのだ。
重たい天体は重たいぶんだけ時空に歪みをもたらし、
そこを通過していく光を屈折させる。

この光の屈折を初めて数学的に定義したアインシュタインだが、
しかしこの現象を人間の目で見ることは不可能だとも予測を立てていた。
偉大なアインシュタインの予測に反して、
人類は今、ハッブル宇宙望遠鏡という強力な装置を手に入れて
アインシュタインの貴重なリングを目の当たりにしている。

画像
https://i.imgur.com/HcNifZ3.jpg
2
https://i.imgur.com/l3Fwl7u.jpg
3
https://i.imgur.com/RBS53fz.jpg

https://www.discoverychannel.jp/0000010726/