海上保安庁の武器使用を可能に 自民の議連が提言
3/26(金) 21:54
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TBS系(JNN)

 中国による尖閣諸島周辺での領海侵入などを受けて、自民党の議員連盟が領海からの退去要求に従わない外国船に対し、海上保安庁が武器使用などの対処ができるよう法改正を求める提言を取りまとめました。

 自民党の国防議連は26日、会合を開き、領土を奪うなどの目的で日本の領海を航行する外国船が退去要求に従わない場合、海上保安庁が武器使用などの対処ができるよう法改正を求める提言を取りまとめました。背景には中国が海警法を改正し、管轄権を主張する海域で海警局の公船が武器を使用できるようになったことなどがあるということです。

 提言は、ほかにも「尖閣を先に占領されたあとの奪還作戦は多くの困難性を伴う」として、自衛隊が指定された領域を警備できるよう自衛隊法に「領域警備行動」を追加するよう求めています。議連は近く、提言を政府に提出する方針です。(26日21:01)
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf7993db3c8baa869b838c9bdc9ee078076b7634