森発言の問題が理解できない人たち
「私は正直、『あれくらいで?』と思っていて。男性の同僚も同じように感じていたはずなんですがね」
飲食チェーン勤務・岩本義文さん(仮名)のもとに最近届いたのは、本部のコンプライアンス室からの「警告文」だった。
「私が店内で、女性スタッフの外見によってホール係なのか厨房係なのか決定していることについて、直ちに改善するよう指示がありました。
本部に相談をした女性スタッフが誰か、はっきりしたことは分かりませんが、私が差別している、と訴えたようなのです」(岩本さん、以下同)


とはいえ、納得しているのか、自身の非を認めたのかといえば、決してそんなことはない様子。
「客だって、美人に接客された方が嬉しいでしょう? 私のやっていたことは適材適所にスタッフを配置することであって、差別ではないんです」
その思い込みこそが「差別」であり、適材適所云々の考え方も、単なる一方的な押し付けに過ぎないのだが……とはいえ、クビや減給になればたまったもんじゃない。
そう。まだ社会には、女性蔑視をしているにもかかわらず、そうだとは全く気が付かない第二・第三の森氏がたくさん存在しているのだ!
(続き)
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf45c1e0d2964b54a8eee60e98a4c240c0634b7e