変なところに整備に出すと、良品をわざわざはずして交換して、不良品、偽造品などに
取り替えてしまったりするかもしれないからな。あるいは良品に取り替えなければ
ならない場合にまがい物に取り替えて、それで浮いた良品を別ルートで正規の部品
のスポット市場に流すとか。ブレードの金属材料はニッケルなどを使った超耐熱
合金で、その構造の中には血管のように水が通る管が掘られている。これは
電界液に浸けたブレードに、先端だけ被覆絶縁を外した針金のようなものを使って
電気腐食法で穴を掘り進めて行くんだそうだ。材料も高いし、加工の手間も
とても掛かる。だからとても高い。そういう部品を作れる国やメーカーはあまり
多く無い。