https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2103/03/news051.html

注目のWeb会議サービス「Remotehour」手掛けた日本人起業家
米シリコンバレー発のWeb会議サービス「Remotehour」に注目が集まっている。サービスを手がけるのはClubhouseを日本に広めたとされる日本人起業家の山田俊輔さん。コロナ禍においてつながりたい人とつながりやすくするチャンスを広げるサービスを目指している。

新型コロナウイルス感染拡大でオンラインでのやりとりが日常化する中、米シリコンバレー発のWeb会議サービス「Remotehour」に注目が集まる。事前に予定を決める必要がある会議アプリなどとは異なり、話し相手の部屋をノックするだけで会話が成り立つ仕組み。サービスを手掛けるのは、音声の会員制交流サイト(SNS)「Clubhouse」を日本に広めたとされる日本人起業家の山田俊輔さん。リモートワークが広まる世界で、「つながりたい人とつながりやすくする」チャンスを広げるサービスを目指している。

Clubhouseでチャンスつかむ
 山田さんはClubhouseの試作版を昨春のスタート時から利用しており、2020年末、運営会社から配られた招待枠で日本の起業家を招待、日本で広まるきっかけを作ったとされる。自らは、Clubhouse上で著名投資家らと知り合いになり、事業開発について相談にのってもらうことができた。

 その山田さんが20年3月にスタートさせたのが、Web会議サービスのRemotehourだ。利用者は自分の部屋を開設する。常時接続の状態にしてあれば、利用者に話しかけたい場合は、部屋をノック、つまりURLをクリックするだけで、動画で話しかけることができるという。