JR東日本とJR東海は22日、東京―大垣間の臨時快速「ムーンライトながら」の運転終了を発表した。

 東海道線の夜行普通列車は、低料金で乗車でき、乗り換えると東京から関西、広島方面にも行けることから、若い世代に親しまれた。
1996年からは快速「ムーンライトながら」として運転され、「青春18きっぷ」の利用期間には増発もされた。

 だが、高速バスの普及などで乗客は減少。定期列車から夏休みや冬休みなどの季節列車となり、2020年春には運転されたものの、
夏以降は新型コロナウイルスの影響などで運転されなかった。

 JRの2社は「お客さまの行動様式の変化により列車の使命が薄れてきたことに加え、使用している車両の老朽化に伴い、運転を終了いたします」としている。

https://mainichi.jp/articles/20210122/k00/00m/040/157000c