強い寒気の影響で、北陸は記録的な大雪となっている。

富山市内から、中継でお伝えする。

積雪が35年ぶりに100cmを超えた富山市の中心部。

雪は10日の昼すぎから小康状態だったが、11日未明から再び降り始め、午前5時現在で積雪は120cmとなっている。

今回の大雪では、石川県との県境に近い氷見市の山あいで、現在も79世帯153人が孤立状態。

その近くでは、エンジンがかかったままの車の中から60代の男性の遺体が見つかった。

一方、200台以上の立ち往生が続いていた東海北陸道は、10日夜に解消され、現在除雪作業が行われている。

県内では、除雪中などのけがが相次ぎ、消防によると、少なくとも70人がけがをしている。

路面状況も非常に悪く、このあとも引き続き警戒が必要。
https://www.fnn.jp/articles/-/129422