今年の冬は例年に比べて特に甘くて美味しいイチゴが注目を集めている。イチゴの旬は冬や春先だが、
自然のイチゴは5月中旬からはピークである。しかし、1980年代から露地栽培ではなく、高収益を出すことができる
ビニールハウスで栽培する農家が増え、自然とイチゴは冬の寒さに耐えられる果物になった。
栽培農家が、競争果物が少ない冬の市場を集中攻略した結果でもある。

イチゴの味を決める要素の中には“品種”もある。韓国は『ジャンフイ』や『ユクボ』等、既存の日本品種の
イチゴのロイヤリティーを支払って栽培してきた。しかし、2000年代半ばからは育種技術が発達し、
『梅香』や『雪香』等国産イチゴ品種を開発し始めた。現在、出荷量の70%以上が国内の品種である。
梅香は初めて普及された国産品種1号で、爽やかな香りの強度で、外国で特に人気だ。一方、梅香種を
改良した雪香は果実が柔らかく、糖度が高く、主に内需用に販売される。国産品種の栽培前に、
主に食べることができた、日本品種のユクボは独特の酸味と食感が特徴であるが、雪香はこれに比べて、
味と香りが良い。

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