沖縄県警特別捜査本部は7日、国の持続化給付金をだまし取ったとして那覇市に住む税理士の男を詐欺の疑いで逮捕した。午前8時半ごろ、男は自宅から捜査員に連行され捜査車両に乗り込んだ。

新型コロナウイルスの影響で減収した個人事業主らに支給される同給付金を巡っては、申請書類にうその職業を書いて100万円を受け取るなど県内でこれまでに4人が詐欺容疑で逮捕されている。

関係者によると税理士の男は昨年5月ごろから、すでに逮捕された会社役員の男らと共謀し、1500件もの給付申請代行を請け負った疑いがある。代行料として十数万円を徴収し、総額は計1億円にも上るとみられる。

県警は昨年9月に男の税理士事務所を家宅捜索し、特別捜査本部を設置して実態解明を進めてきた。
捜査本部は同事務所で申請代行し給付金をだまし取ったとして、沖縄タイムス元社員の男、会社役員ら男女2人、モデルの女を逮捕している。

また昨年12月には琉球新報関連会社を家宅捜索し、契約社員を任意聴取し現在まで捜査が続いている。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/689143

特捜本部が捜査する持続化給付金の詐欺事件では、沖縄タイムス元社員の男を含む計4人が詐欺容疑で逮捕され、起訴されている。いずれも申請の際、この税理士の事務所に出入りしていた。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1252682.html