F15改修予算見送り 政府、見積もり甘く 南西防衛遅れ
政治

2020年12月11日 23:41 [有料会員限定]

政府は2021年度予算案で航空自衛隊の戦闘機「F15」の改修費用の計上を見送る方針だ。
長距離巡航ミサイル搭載など機能向上の初期費用として防衛省が213億円を要求していた。当初の見積もりを上回り総額が見通せないため。南西諸島周辺の防衛力整備に影響する可能性がある。
中国やロシアなど周辺国が最新鋭戦闘機の配備を進めており、抑止力を高めるための改修が必要と防衛省は説明してきた。
射程約900キロの長距離...

F15改修予算見送り 政府、見積もり甘く 南西防衛遅れ: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE098V60Z01C20A2000000

ポシャった改修予定
・空対空ミサイルの搭載数を増やす「搭載弾数の増加」
AAM-4Bを12発搭載に改修→ポシャる

・レーダ性能の向上と敵の攻撃を回避して生存性を高める「電子戦能力の向上」→ポシャる
統合電子戦装置「IEWS」の全機装備
(BAEシステムズが開発した最新型の統合電子戦システム「DEWS」の可能性もあり)
AN/APG-63(v)1からレイセオン製AESAレーダ「AN/APG-82(v)1」レーダへの変更
※F-15J改のAN/APG-63(v)1はロシア、中国のSu-35Sのレーダの20%程度の性能。Pre-MSIP機に至ってはスパローしか撃てない上にSu-35Sとは"比較不可能"な化石

・敵防空システムの射程外からの攻撃能力を持たせる「スタンド・オフ・ミサイルの搭載」→ポシャる
長距離巡航ミサイル「JASSM」(Joint-Air-to-Surface-Missile)、長距離対艦ミサイル「LRASM」(Long Range Anti-Ship-Missile)の搭載
更にF-35用の対艦ミサイル「JSM」(Joint-Strike-Missile)、移動目標への攻撃能力を持つ誘導爆弾「ストームブレーカー」、地中貫通型巡航ミサイル「KEPD350」の搭載

産まれる前に無事死亡したF-15J改二 "JSI"(Japnese Super Intersepter)ちゃんの想像図
http://contents.trafficnews.jp/image/000/025/123/large_181226_f15kai_02.jpg