最近、「ジェネティック・セクシュアル・アトラクション(Genetic sexual attraction: GSA)」という用語がしばしば、欧米メディアで使われている。

それは、近親者同士が性的魅力を強く感じる現象を指すといい、多くの場合、離れ離れになっていた家族が再会した場合に起こると言われている。その幾つかの実例を見てみよう。

1. 母と息子
ベン・フォード(32歳)は、養子に出されてから約30年後の2013年に、母親のキム・ウェスト(51歳)と再会した。ベンにはその時すでにビクトリアという妻がいたにもかかわらず、キムに対して「瞬間的な絆」を感じ、性的関係を結んだという。その後ベンは母親を選び、妻を捨てた。

母親のキムは、息子とのセックスは「素晴らしい」と言い、息子と結婚し、子どもを産むことを計画しているという。

2. 母と息子
ジェフ・アンダーソンは育ての母の死後、自分の実の母親を見つけたいと考え、その結果、45歳になっていたジュリー・ハーベイを捜し出した。

ジュリーは息子に会った後、息子のことで頭がいっぱいになったという。ジュリーは、「その時点で私は、GSAについて何の知識もなく、この気持ちは近親相姦的だと思いました。

でも再会した息子のジェフから、私は彼の特別な女性だと言われた時、私は恋する女子高生のようになってしまいました」という。

3. 姉と弟
2008年、スコットランド、ファイフ出身の弟ニック・キャメロンと姉ダニエル・ヒーニーは、近親相姦によって州裁判所から保護観察に付された。そして同時に、姉弟が再び性交渉を行った場合、2年間の懲役に直面する可能性があるとも警告された。

ニック(28歳)は養子に出されて別の家庭で育ったが、姉と再会後に親密になり、性的関係を持つようになった。ダニエルはニックと出会った時に結婚していたが、その後離婚した。

https://i2-prod.mirror.co.uk/incoming/article7717489.ece/ALTERNATES/s615b/Pearl-Carter.jpg
https://tocana.jp/2020/11/post_183223_entry_2.html