中国のイカ漁船が南米(中南米)にまで進出しイカを違法に捕獲しているという。地球の反対側まで行き違法な
イカを取り続けている中国の漁船。

排他的経済水域で捕獲を続けているが、いくつかの漁船はレーダーに映らないように位置追跡装置の電源をオフにし、
ガラパゴス領海を侵略していた。中国船舶はAISと呼ばれる船舶自動識別装置を切り、領海に入り衛星からの
検出と追跡を避けているという。関係者は「ガラパゴス領海でAIS情報と一致しない無線周波数を多数確認した。
明らかに疑わしい」と語る。これは違法な捕獲だという。

ガラパゴスで操業を終えた中国のイカ漁船300隻は現在、ペルーを通過して、チリに南下している。ペルー
海軍は警備艇を配置して、外国漁船400隻を監視しており、チリ政府も国防部と海軍が一緒に数百隻の船団を注視している。

南米諸国はすでに何年も、中国のこのような独占操業に苦しんでいる。中国の漁船団の規模があまりにも大きく、
現地の漁師たちの生計に大きな打撃を与えている。チリの漁師は「中国の船舶がどれほど群れをなして来るのか。
まるで『海上に浮かんでいる都市』のようだ」と語った。

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