10代の多くがスマホゲームをプレイしている。クロス・マーケティングの「スマホアプリゲームに関する調査」(2020年10月)から、
10代のスマホゲーム利用実態を考えたい。

 まず、10代男子の傾向を見ていこう。13〜15歳はSNSデビュー前でスマホ以外のゲーム機などでもゲームをする傾向にある。
一方、16〜19歳はスマホゲームの割合が高くなり、1タイトルに没頭する傾向が強くなる。

 13〜15歳ではアクションゲームが、全体ではRPGとアクションゲームが人気だ。
具体的には、13〜15歳ではモンスト(モンスターストライク)、PUBG(プレイヤーアンノウンズバトルグラウンズ)、荒野行動などバトルロイヤル系が目立つ。
16〜19歳になるとパズドラ(パズル&ドラゴンズ)、プロ野球スピリッツAなど様々なゲームに興味を持つようになるようだ。

 インストールのきっかけは友人からの紹介が多く、課金経験は13〜15歳で2割、16〜19歳で4割と高めとなっている。
なお、20〜24歳が最も課金しており、6割まで伸びている。

10代女子はイケメンばかりの「ツイステ」推し

 続いて10代女子の傾向を見てみよう。
女子はSNSの利用開始年齢が早く、13〜15歳ですでにSNSを始めており、16〜19歳はゲーム、SNS、音楽など幅広く楽しんでいる。

 全体にアドベンチャーゲームの利用率が他の年代より高めであり、13〜15歳では女性全般で人気の高いパズルゲームが若干低いという特徴がある。
具体的には13〜15歳ではツイステ(ディズニー ツイステッドワンダーランド)が圧倒的に人気であり、16〜19歳ではツイステの他、ツムツムも人気だ。

 インストールのきっかけは友人からの紹介が多く、課金経験は13〜15歳で2割、16〜19歳で3割となっている。

10代はゲームが好きで課金経験も多いのは共通している。
一方、男子はバトルロイヤル系ゲームが好き、女子はイケメンが登場するゲームやディズニー系のゲームを好む傾向にあるようだ。
10代の好みや大切にしていることがよくわかるので、気になる方はゲームをチェックしてみてはいかがだろうか。

男子はバトロワ、女子はツイステ! ゲーム課金経験も高め?
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