iPhone 12は初の編組USB-C-Lightningケーブルを同梱? 画像がリーク
10/1(木) 6:06

 iPhone 12シリーズに同梱されるという新デザインの編組USB-C-Lightningケーブルがリークされた。

 Appleの先行情報に詳しいTwitterアカウント『Mr・white』が、画像をツイートしている。

・耐久性が向上、外観は高級感あり
 Twitterアカウント『@L0vetodream』が、7月にリークしたものと一致していると『9to5Mac』は、伝えている(参考:https://9to5mac.com/2020/09/24/iphone-12-braided-cable/)。

 以前のリークと同様に、もう一方の端はUSB-AではなくUSB-Cコネクタになっている。現行MacBookと互換性のある高品質のケーブルは朗報だ。悪い知らせは、電源アダプターやEarPodsの付属が望めないことだ。同メディアは、いずれも合理的な判断だとするが、ユーザーには賛否両論ある。

 Appleの既存Lightningケーブルは、ゴム製ケーブルでコネクタに接触するところが摩耗する傾向があり、多くの批判を受けている。ナイロン編組ケーブルは、引っ張ったり、曲げたり、ねじったりという動きに強く、より耐久性がある。また、織られた素材はより高級な外観だ。

 このケーブルは、iPhone 12に予想されていたことの裏付けにもなっているようだ。AppleはUSB-Cに切り替えるのではなく、少なくとももう1世代以上のiPhoneでLightningポートを維持すると見られていた。2021年には完全ワイヤレス充電に移行するという予測もある。

・金属の接続部分は腐食耐性がアップ
 以前にリークしたUSB-C-Lightningケーブルには、ロジウムめっきされたルテニウムが付いた8つの銀接点があり、より腐食耐性があるが、今回リークされた画像にもそれが当てはまるようだと『MacRumors』は伝えている(参考:https://www.macrumors.com/2020/09/24/leaked-iphone-12-braided-usb-c-to-lightning-cable/)。

 電子廃棄物削減の観点から、とりわけEUで規格規制が厳しくなっており、より長持ちする製品づくりを意識しているのかもしれない。

 Appleは、iPhoneやiPad向けに編組デザインのケーブルを提供したことはないが、編組Thunderbolt Proケーブル、Mac Proに同梱されている黒い編組USB-C-Lightningケーブル、HomePod向けの編組電源ケーブルを提供したことはある、と同メディアは伝えている。

 Appleの新しい編組USB-C-LightningケーブルがiPhone 12に同梱される唯一のアクセサリーの可能性がある。Appleは「コスト節減・パッケージ縮小・環境へのインパクト低減」を意図していると言われる。

 その代わり、Appleは新たに20 W電源アダプターを別売する可能性があるという。ユーザーはAppleに限らず、サードパーティ製造のものを購入することも可能で、Appleとしては、EUが定める共通の充電規格に準拠することになる。

 今回リークした、iPhone 12のものの可能性がある編組USB-C-Lightningケーブルを示す一連の画像について『Apple Insider』は、Apple製であることが明確ではないと指摘している(参考:https://appleinsider.com/articles/20/09/24/new-images-show-braided-usb-c-to-lightning-cable-potentially-for-iphone-12)。

以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad4307b98bf051e08b1aaa7194d34645d6fe5a8a