高松市で乗用車内に15時間余り置き去りにされた女児2人が熱中症で死亡した事件で、
香川県警に保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の無職、竹内麻理亜容疑者(26)=同市=が2人を車に夜通し放置して、
知人男性と飲食店をはしごし酒を飲んでいたとみられることが5日、捜査関係者への取材で分かった。香川県警は5日、竹内容疑者を送検した。

 捜査関係者によると、周辺の目撃証言や防犯カメラの映像などから竹内容疑者は2日夜、
市内の駐車場に止めた車に2人を放置し、知人男性とともに少なくとも3軒の飲食店をはしごして、3日明け方まで酒を飲んだ。

 その後も知人男性と一緒にいて、3日昼ごろ車に戻り、駐車場近くにある個人宅前の路上に動かした直後の午後0時40分ごろ、119番したとみられる。
2日夜から3日昼までの間に車に戻った形跡はないという。

2女児放置し男性と飲酒か 逮捕の母、夜通しはしご
https://www.sankei.com/west/news/200905/wst2009050008-n1.html