ラブホテルの定義を変更 「異性を同伴」を削除 尼崎市

兵庫県尼崎市は、「専ら異性を同伴する客に利用させることを目的とする施設」と表現していたラブホテルの定義を、
「性的営みの相手方を同伴」に変更する。性的少数者(LGBTなど)に配慮する狙い。9月市議会に提出する関連条例の改正案で修正する。

同市は1月に、性的少数者のカップルを夫婦と同等とみなす「パートナーシップ宣誓制度」を導入していた。

市は5月、市内の二つのラブホテルが男性カップルの宿泊を断ったとして、旅館業法に基づいて行政指導した。
この際にホテル側が断った原因は条例にあるわけではなかったが、条例を所管する市開発指導課の担当者は、
「5月の件で、『異性』という言葉を削除する必要性を確信した。時代が変わり多様性の尊重が大切だ」と話す。

https://www.asahi.com/articles/ASN92621KN92PIHB01N.html