俳優の堺雅人(46)が主演を務めるTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)の
7年ぶり続編・第3話(8月2日)の総合視聴率が34・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯)だったことが13日、分かった。
総合視聴率はリアルタイム視聴率と「録画再生率」「録画視聴率」とも呼ばれるタイムシフト視聴率の合計(重複は差し引く)で、
リアルタイム視聴率23・2%、タイムシフト視聴率14・3%。
第3話はリアルタイム視聴率、タイムシフト視聴率、総合視聴率いずれも番組最高をマークした。

【写真】第4話の一場面。銀行本店への返り咲きが決まり、東京セントラル証券の部下たちと祝杯を挙げる半沢(堺雅人)

 リアルタイム視聴率は初回22・0%、第2話22・1%、第3話23・2%。
タイムシフト視聴率は初回13・9%、第2話13・3%、第3話14・3%。
総合視聴率は初回33・0%、第2話32・9%、第3話34・4%と推移。
個人視聴率も第1話13・4%、第2話13・6%、第3話14・1%、第4話14・8%と右肩上がりに推移し、今年の全ドラマ1位。
リアルタイムの世帯視聴率のみならず、「総合視聴率」や「個人視聴率」など、ビデオリサーチが公表を始めた“新指標”においても高視聴率を連発している。

 総合視聴率とは、リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率(録画機器などで放送後7日以内、168時間以内に視聴)の合計(重複は差し引く)。
ビデオリサーチが2016年10月3日から調査を開始。録画機器の性能向上、
スマートフォンなどを使用したスマートデバイスによるテレビ視聴など、
多様化した視聴形態に即した視聴率算出が近年の課題だったが、
検討を重ね「総合視聴率」「タイムシフト視聴率」を新しい指標として採り入れた。

 ビデオリサーチが1クール毎に発表している「総合視聴率上位30番組」を見ると、
総合視聴率30%超えのドラマ(同一番組は高位のみ)は多くなく、
16年10月期「逃げるは恥だが役に立つ・最終回」の33・1%、「ドクターX〜外科医・大門未知子〜・最終回」の32・0%、
17年10月期「ドクターX〜外科医・大門未知子〜・最終回」の35・2%、
「陸王・最終回」の30・3%、18年1月期「99・99―刑事専門弁護士―・最終回」の31・0%、
18年7月期「義母と娘のブルース・最終回」の30・2%、「半分、青い。・最終回」の30・5%、
19年10月期「ドクターX〜外科医・大門未知子〜・最終回」の31・0%などしかない。

「半沢直樹」第3話 総合視聴率は34・4% 番組最高で「逃げ恥」最終回超え“新指標”も高視聴率連発
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d109abb0227fd8f894b605706fe2debd93f1978