脳科学者の茂木健一郎氏(57)が14日、自身のブログを更新。現役東大生が出演するクイズ番組ばかりの現状に疑問を呈した。

 自身も東大理学部と法学部を卒業している茂木氏は、この日、「東大生がクイズやる番組が流行っているみたいだけど、なんだかなあと思う」と、まず書き始めると、「まず、本来クイズはガチなはずで、別に東大だからって偉いわけじゃない。東大が偉いことが前提になっているところがダサい」とチクリ。

 「あと、これはみんな言っていることだけど、東大に行ってやっていることがクイズというところがダサい」と続けると、「だけど、全体としては、『東大』の安っぽいブランド化や、今更ながらの『クイズ』に日本が陥っている袋小路を見る。
他にやることいっぱいあるのにと思う」ともつづり、「一番心が痛いのは、小学生なんかが、間違ってテレビ見ちゃって、将来は東大に入ってクイズをやりたいなんて言っちゃうことで、そういうのはやっぱり全面的に間違っていると思う。
全体として、地上波テレビが『東大』や『クイズ』を安易にブランド化して商売していることについては、心が寒くなるとしか言いようがない。日本の将来は、本当にだいじょうぶだろうか」と疑問を呈していた。


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