EV(電気自動車)のテスラはIT企業とみられている。EVの生産台数は年間36万台に過ぎない。もちろん、足元は赤字である。
13日に、その時価総額が34兆円(株価は1750ドル)に膨らみ、日本企業トップのトヨタ自動車の時価総額(21兆円)を大きく上回った。これだけでも異常といえるだろう。
いや、ホンダ(5兆円)、日産自動車(1・8兆円)の3強を合わせた金額どころか、日本の自動車メーカー9社の時価総額(33兆円)をも上回っている。
これをトレンドだと、片づけていいのか。ちなみに、トヨタ自動車の生産台数は年間1100万台、2兆円強の最終純益(2020年3月期)を確保している。
なお、テスラのPBRが48・4倍なのに対し、トヨタ自動車のPBRは解散価値以下の0・91倍に放置されている。成長力の差といえばそれまでだが、ちょっと極端すぎると思う。
調査会社パイパーサンドラーは13日に、テスラの目標株価を2322ドルに引き上げた。時価総額は45兆円に膨張する計算になる。

ソース抜粋
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9de0328a99f59b53e39a45f37127b4f072f3577