文章と文章の間にスペース2つは多すぎる――。米マイクロソフトが誤字・脱字の認識をめぐってそんな裁定を打ち出した。

この判断に従って、マイクロソフトの文書作成ソフト「ワード」で英文などを入力する場合、
ピリオドに続いてスペースキーを2回押すと、誤字・脱字と扱われて青い波線の下線が付くようになる。

この変更に最初に気付いたのはデンバー大学のアラン・チェン教授。
ワードで段階的に変更が適用されており、ユーザーはソフトウエアの更新を行うまで気付かないかもしれない。

ピリオドに続いてスペースを2つあけるのは、タイプライター時代の習慣だった。
当時のタイピストは1つの文章の終わりをはっきり区切るため、スペースキーを2回打っていた。

当時の文字は「等幅」だったことから、ページ上に占めるスペースは均等だった。
しかし今ではほとんどのフォントで文章が読みやすくなるよう、文字の幅が調整される。

文書の体裁に関してピリオドの後にスペースを2つ置くよう勧告するガイドラインはほとんどなくなった。
学術論文に使われるAPAスタイルや、米政府印刷局の様式マニュアルなどは全て、文章と文章の間はスペース1つを推奨している。

どうしてもダブルスペースから離れられない場合は、ワードの設定を変更して、この体裁を誤りと認識させなくすることもできる。



文章間のスペース2つは間違い マイクロソフトが裁定、「ワード」で徹底へ
https://www.cnn.co.jp/tech/35153074.html