私は外来でさまざまなけがの患者さんを診療しますが、特に自転車走行中のけがを非常に多く経験します。
中には大きな手術が必要になるケースもあり、自転車は自動車に勝るとも劣らない「危ない乗り物」だと思います。
年間450人以上が死亡 「自転車」事故の恐ろしさ

警察庁交通局の調査では、自転車関連の死亡事故は年間450件以上に上ります(*1)。毎日1人以上が
自転車事故で亡くなっているということです。そのうち65歳以上の高齢者が半数以上を占めます。

 死亡に至らない重傷事故の件数も含めると、2019年は8660件、65歳以上が3542件です(*1)。
自転車は、子供から高齢者まで誰でも乗れて免許も不要。気軽に利用できる便利な交通手段です。その分、
事故リスクを軽視し、不注意な運転をする人も多いように思います。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00010001-jij-sctch