名古屋市は15日、新型コロナウイルスの感染を確認した市内在住の60代夫婦について、
米ハワイ州に渡航した際に利用した国内交通機関を明らかにした。「市民の不安解消のため、独自の判断で公表した」という。

 市によると、夫婦は1月28日午後6〜7時の中部空港行き名鉄快速特急「ミュースカイ」に乗車。
2月7日に同空港に到着し、午後8時7分発「ミュースカイ」2号車に乗車した。その後、最寄り駅で降り、歩いて帰宅した。
市の担当者は「同じ電車に乗り、心配な人は最寄りの保健所に相談してほしい」と呼びかけた。
搭乗した航空機については、航空会社を通じて夫婦と同便の乗客らに連絡を取り、必要な対応を講じるという。

 感染源について市の平松修健康部長は「妻は夫から感染したと考えるのが妥当。
夫は症状が出た時期(2月3日)を考えると、行く途中か滞在先で感染した可能性がある」と話した。

名古屋市、感染確認夫婦利用の電車など公表 「夫から感染」の可能性
https://news.infoseek.co.jp/article/mainichi_20200215k0000m040251000c/