西之島で再噴火確認 新たな火口 映像公開

12月6日に再び噴火が確認された東京・小笠原諸島の西之島で、北側の斜面に新たな火口ができて、溶岩が海に流れ出ていることがわかった。

これは15日、海上保安庁が、航空機で西之島の火山活動を観測した際の映像。

海保によると、北側斜面に新たな火口が確認され、そこから溶岩が流れ出し、海まで達しているという。

また、山頂の火口からは、数秒間隔で上空およそ300メートルまで噴煙と噴石があがっているという。

このため、海保と気象庁は、活発な噴火活動が続いているとして、警戒範囲を拡大し、付近を航行する船舶に注意を呼びかけている。

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