三菱電機社員が自殺、上司を自殺教唆容疑で書類送検 兵庫・三田
https://mainichi.jp/articles/20191207/k00/00m/040/067000c

三菱電機の20代の男性新入社員が今年8月に自殺し、兵庫県警三田署が、
当時の教育主任だった上司の男性社員(30代)を刑法の自殺教唆の疑いで神戸地検に書類送検していたことが、捜査関係者への取材で明らかになった。
送検は11月14日付。「『死ね』と言われた」などと訴える新入社員のメモが残っていたという。
職場でのパワーハラスメントに同容疑を適用するのは異例。神戸地検が今後、起訴するかどうか慎重に判断するとみられる。

 捜査関係者によると、この新入社員は三菱電機生産技術センター(同県尼崎市)に配属され、今年8月下旬、同県三田市にある社員寮近くの公園で自ら命を絶った。
現場からは、教育主任から「『死ね』と言われた」などと訴えるメモが見つかり、県警が9月以降、教育主任や同僚ら複数の社員から事情を聴いていた。
実際に教育主任が「死ね」と言ったかどうかや、自殺との因果関係があるかなど、慎重に捜査している。
(略)