国連温暖化サミットで、小泉環境相の「セクシー」発言と並んで話題になったのが、スウェーデンの16歳の女の子、グレタ・トゥーンベリの演説だ。
その動画を見るとわかるが、彼女の表情は大げさで芝居がかっているが、原稿を読んでいるだけで、記者会見にも応じない。
その内容はこんな感じだ。

人々は苦しんでいます。人々は死んでいます。生態系は崩壊しつつあります。
私たちは、大量絶滅の始まりにいるのです。なのに、あなた方が話すことは、お金のことや、永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり。
よく、そんなことが言えますね。

ありふれた環境団体の演説で、16歳でなければ、だれも相手にしないだろう。彼女がよく引用するIPCCの報告書も、実は読んでいない。
IPCCは人類が「大量絶滅」するなどとは書いていない。
IPCCが予想しているのは、2100年までに地球の平均気温が3℃程度上がるだろうということだ。
それによって穀物の生産は増えるが、人類が絶滅することはありえない。

グレタは高校にも行かないで各国を回って演説し、デモに参加している。
彼女のメディア・プロモーションをやっているのは、Standpointによれば、スウェーデン の環境NGOである。
その目的はヨーロッパ全体で原発と火力発電を止め、彼らの投資している再エネに政府の補助金を出させることだ。
その代表は「グレタは道具だ」という。国連への出席は、彼らにとっては大勝利である。




子供を使って再エネ投資でもうける環境NGO
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/52033908.html