警察庁は、尖閣諸島など国境周辺の離島で緊急時の対応にあたる初めての専門の部隊を、来年度、
沖縄県に配備する方針を決めました。

沖縄県の尖閣諸島では平成24年に香港の活動家らが不法に上陸したとして逮捕され、その後も
周辺で中国当局の船による領海侵入などが繰り返されています。

警察庁は、国境付近の離島で対応にあたる専門の警察官が必要だとして沖縄県警に新たな部隊を
創設する方針を決めました。

武装した集団が不法に上陸することも想定し、高度な訓練を受けた隊員が配備されるということです。

尖閣諸島などの周辺では自衛隊や海上保安庁も態勢を強化していますが、警察の部隊が
設けられるのは初めてです。

警察庁は、沖縄県警などで警察官の増員や新たなヘリコプターを配備する方針で、来年度予算の
概算要求に盛り込んでいます
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20190902/5090007579.html