太平洋戦争の終戦前後を生き抜いた市民ら6人が語る「戦争体験談の集い」が10日、明石市の市立勤労福祉会館であった。
特攻隊、引き揚げ、学徒動員などを体験した80〜90歳代の市民らは戦後74年を前に「なぜ、あの戦争が起きたのか」「今、どうすべきなのか」と体験を交えて訴えかけた。
会館で開催中のイベント「第15回ピースフェスタ明石」(11日まで)の一環として開かれ、約80人が聴き入った。
豊岡市出身の元特攻隊員、伊原昭さん(92)=明石市=は旧制豊岡中学(現豊岡高)在学中の1943年、…
https://mainichi.jp/articles/20190811/ddl/k28/040/200000c