https://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1197/213/00_l.png

AMD製のCPUを搭載したPCが、コンシューマ市場で急激にシェアを拡大していることがわかった。
全国の量販店などのPOSデータの集計を行なっているBCNによると、最新データとなる7月8日〜14日の集計では、AMD製CPUを搭載したPCの販売台数シェアは68.6%と過去最高を記録。
この7月は、初めて50%を突破することになりそうだ。

 背景には、Intel製CPUの供給不足が影響しており、PCメーカーや販売店も販売機会の損失を回避するため、積極的にAMD製CPUを搭載したPCの生産や販売に力を注ぐといった動きが見られている。

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1197213.html

(中略)

PCメーカー別シェアの動きにも変化を与えている。
AMD製CPU搭載PCで市場シェアを拡大してきたのがNECパーソナルコンピュータ(NEC PC)だ。

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 AMD製CPUを搭載したPCにおけるシェアをみると、NECパーソナルコンピュータは、
2019年1月にはわずか0.2%のシェアであったが、1月下旬から発売した新製品の影響もあり、
2019年2月には、AMD製CPUを搭載した製品の出荷台数が急増。
AMD製CPU搭載PC市場では、43.5%のシェアを獲得。
最新データとなる2019年6月には77.2%と、この分野で圧倒的なシェアを獲得している。

レノボ・ジャパンは、2019年1月には34.1%だったものが、2019年6月には7.9%に減少しているが、
両社を合わせると85.1%のシェアを獲得していることになる。