佐藤浩市が安倍首相を揶揄? 有名人参戦の大炎上が「空騒ぎ」に終わった理由


「彼(首相)はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです。
だからトイレのシーンでは個室から出てきます」(後略)>
 この投稿がネット上で拡散され、「(第一次政権時に潰瘍(かいよう)性大腸炎を患った)安倍首相を
揶揄(やゆ)している」として大炎上した。

成蹊大の西兼志教授(メディア論)は「今回の炎上は空騒ぎ」だと指摘する。

「きっかけとなった投稿は火種ですらないんです。『都合よく切り取った』先の『再編集する』という
フェイクニュースの作法はなく、映画に関心がなくなったと言っているだけ。佐藤さんも役者として役作り
について話しただけで、火種もないのに“炎上”したんです。
否定的な発言は偏った思い込みによるものでしょう」

 西教授は警鐘を鳴らす。

「父の三國連太郎さんは権力に対して批判的でした。反体制的な発言が許されない昨今の風潮が続けば、
俳優は商業的なことしか言えなくなってしまいます」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190518-00000017-sasahi-ent