大津「園児死亡事故」複雑すぎる交差点信号!地元民も「わかりにくく危険だった」

保育園児2人が死亡した滋賀県大津市の県道交差点事故は、右折しようとした乗用車と反対側から直進してきた軽乗用車が接触して起きたが、
千葉県警の元交通捜査官で交通事故鑑定士の熊谷宗徳さんは、「速度はお互いそんなに出ていなかったのではないか」と推測する。

   しかし、軽乗用車が縁石の切れ目から歩道に突っ込んだことで、スピードや衝撃が吸収されず、被害が拡大した可能性を指摘した。

元交通捜査官も「見たことないタイプ」

「珍しい信号機」だ。右折車側の信号機は、青信号から黄色信号になると同時に下に直進マークが点灯し、その後に赤信号になると、
直進および右折マークが出る。熊谷さんは「私はこういう信号サイクルを見たことがありません。交差点が広いので、青信号で右折を開始して黄色になった際にそのまま右折しないよう、
このようなサイクルにしているのかもしれませんが、非常に珍しいタイプです」と話す。

   事故を起こした2人の運転手はともに「青信号だった」と話しているが、熊谷さんは「もしかしたら交差点に入る時は青信号だったけど、その直後に黄色になったのかもしれません」と推測した。

https://www.j-cast.com/tv/2019/05/09356999.html?p=all