【台北=田中靖人】台湾北東部・宜蘭県で昨年10月に起きた台湾鉄道(台鉄)の
特急脱線事故で、台鉄は30日、日本車両製造(本社・名古屋市)が製造した
車両のコンプレッサーなどに不具合があったとして、車両を納入した住友商事に
損害賠償を請求するとの書簡を出した。具体的な金額は今後、住友商事側と協議するという。

 行政院(内閣に相当)の「事故調査グループ」の調査によると、運転士は
コンプレッサーの故障による動力不足を解消しようとして速度管制装置を切り、
速度超過で脱線した。事故では18人が死亡した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190430-00000569-san-cn