18歳3人死亡の軽ワゴン、事故前に蛇行運転か
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2日午前0時40分頃、静岡県富士市厚原の県道で軽ワゴン車が横転し、その後、対向してきた大型トラックが衝突した。軽ワゴン車に乗っていた、いずれも18歳の男女4人のうち、3人が頭などを強く打って搬送先の病院で死亡し、1人が意識不明の重体になっている。

 死亡したのは同市比奈、スポーツインストラクター杉山歩香さん、同市久沢、介護ヘルパー佐野奈々さん、富士宮市大中里、建設作業員高野圭太さん。富士市富士見台、配管工の男性は頭を強く打って重体。大型トラックの男性運転手(64)にけがはなかった。

 富士署の発表などによると、軽ワゴン車は走行中に何らかの原因で横転し、対向車線にはみ出したところをトラックと衝突。トラック運転手が「事故を起こした」と110番した。軽ワゴン車は屋根部分が大破。ブレーキ痕は確認できておらず、4人ともシートベルトを装着していなかったとみられる。

 近くのガソリンスタンドの店員によると、軽ワゴン車は事故直前に蛇行運転をしていたという。4人は友人同士とみられる。現場は市街地で、片側1車線の見通しのよい直線。同署が事故原因などを詳しく調べている。