中国メディア・東方網は5日、日本の国会議員らがマージャンを五輪種目に加える運動を起こしていると報じた。

 記事は、「マージャンは古代中国で発明されたレジャーであり、頭脳を使う部分と娯楽的な要素が相まって、中華文化圏で広く流行した」と紹介。そのうえで、昨年末に自民党の議員らが
「頭脳スポーツとしての健全で安全なマージャンを推進する議員連盟」を立ち上げ、「2022年の北京五輪でマージャンを正式種目にする」ことを目指しているとし、日本のネットユーザーからは支持の声が出ていると伝えた。

 そして、この情報を知った中国のネットユーザーたちはいても立ってもいられなくなり、続々と「国のためにプレーする」と代表選手入りにチャレンジすることを宣言したり、「四川マージャンだ」、
「いや広東マージャンだ」と採用するマージャンのルールについての議論が起きたりしたと紹介している。

 記事は「マージャンはしばしばギャンブルと括りつけて見られてしまうが、それでも市民のマージャンに対する熱愛ぶりは衰えることなく、みんな自分の腕に自信を持っている。そして、隣国の日本でも
実はマージャン熱が高く、映像作品の題材としてしばしば用いられるほか、街には雀荘が点在している。さらには多くの高齢者介護施設にもマージャンをする場所がある。大脳を刺激するということで、
お年寄りもマージャンが大好きなのだ」と伝えた。

 そして、国会議員らがマージャンの普及を推進し、五輪種目化を目指そうとしていることから「日本の民間におけるマージャンへの愛好ぶりも極致に達していると言えそうだ」としている。

 中国は5日に春節を迎え、連休の真っただ中だ。故郷に里帰りして普段なかなか会えない家族や親戚、友人たちとの時間を多くの人たちが楽しんでいることだろう。仲間と一緒にマージャンをして
楽しいひと時を過ごす人も多いに違いない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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