独、5Gからファーウェイ排除検討 包囲網拡大

【ベルリン=宮下日出男、ワシントン=塩原永久】ドイツ経済紙ハンデルス
ブラットは17日、ドイツ政府が高速大容量の第5世代(5G)移動通信
システムの国内インフラ整備にあたり、中国通信機器大手、華為技術(ファー
ウェイ)の参入を排除する方策を検討していると報じた。華為製品をめぐって
は、米国が機密情報漏洩の懸念から政府調達を禁止。同盟国にも同様の措置を
求めており、「包囲網」がいっそうの広がりをみせている。

 同紙が伝えたところでは、独政府は5G整備に伴うセキュリティーの条件を
厳しくすることで華為が入札に参加できなくすることを検討。この方法でも
排除できない場合、通信関連法改正で対応する可能性があるという。(略)
https://www.sankei.com/world/news/190117/wor1901170039-n1.html