山口県岩国市は19日、市民約1万4千人に「ゲリラ・特殊部隊攻撃情報」のメールを誤って送信したと発表した。
同市には米軍岩国基地があり、市民からは「実際に避難したじゃないか」「怖かった」など、40件の苦情や問い合わせがあった。
 市危機管理課によると、全国瞬時警報システム(Jアラート)機器の交換作業に伴いメール送信試験をした際、
業者が誤操作。19日午後3時に「ゲリラ攻撃情報。当地域にゲリラ攻撃の情報が発信されました。屋内に避難し、
テレビ・ラジオの情報に注意してください」とのメールを送った。
 市は誤操作に気付き、11分後に「記載内容は誤り」とするメールを再送した。「業者がテスト用のメールを送るべきところを、
誤って送った」と説明している。(具志堅直)

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