98〜2013年に報告された発作約28万件を分析した。
休日やスポーツイベント、曜日や時間帯別に、いつ発作が起きやすいかを比べた。

 イブの12月24日はその前後2週間と比べて、発作リスクが37%増加。クリスマス(29%増)や元日(21%増)も「危険な日」だった。
一方、春の代表的な休日「復活祭」や、サッカーのワールドカップやオリンピックなどのスポーツイベントが発作リスクを上げることは確認できなかった。
曜日別では月曜が最も高かった。

 イブの一日の中では、早朝や午後2時ごろの発作リスクは高くないものの、午後7時以降に高くなり、同10時ごろにピークに達した。
特に75歳以上の人や、糖尿病や心臓に持病のある人のリスクが高かったという。

 チームは、元日の発作リスクの背景は、「暴飲暴食や睡眠不足などがあるのでは」と推測した。
一方、イブについては、クリスマスのお祝いのメインの日であることを指摘。
そのため、感情が高ぶりストレスにつながる可能性に言及するにとどめた。

クリスマスイブは心筋梗塞に注意 発作のピークは22時
https://www.asahi.com/articles/ASLDC5JRFLDCULBJ00Y.html