札幌市中央区の札幌市民交流プラザで19日、
陸上自衛隊第5旅団第27普通科連隊(釧路管内釧路町)の隊員21人が小銃を所持してエスカレーターに乗り、
目撃した市民から同施設や陸自北部方面総監部(札幌)に苦情があったことが22日、分かった。
総監部広報室は「市民を驚かせてしまい申し訳ない。次回は通用口を利用する」と陳謝した。

広報室によると、隊員は20日に行われた「北部方面隊創隊66周年記念行事音楽まつり」のリハーサルで、19日午後1時ごろ到着。
通用口から機材搬入用のエレベーターで会場の「札幌文化芸術劇場」に入る予定だったが、
場所が分からず、一般客用の入り口から小銃を持ったまま入館し、劇場入り口がある4階までエスカレーターで移動した。
小銃は長さ92センチ、重さ3・5キロで実弾は装填(そうてん)していなかった。

 同施設は22日、総監部に対し「銃を持って公共施設内を歩くことは常識ではあり得ない」と厳重注意した。

陸自隊員21人、小銃持ちゾロゾロ 札幌市民交流プラザ
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