沖縄県南城市佐敷の県営団地の一室で住人とみられる女性(88)の遺体が見つかった事件で、部屋にあるごみ箱から女性の血痕が付着したハンマーが見つかったことが27日、捜査関係者への取材で分かった。
県警はハンマーが凶器に用いられた可能性が高いとみて捜査を進めている。

県警はこの日も現場の鑑識活動や周辺の聞き込みなどを行った。遺体が発見された部屋は荒らされたような形跡がなく、現金も発見された。
住人の女性とは連絡が取れておらず、親族とのDNA鑑定を行い、遺体の身元特定を急いでいる。

遺体は25日午後6時31分ごろ、訪ねてきた知人女性によって腐乱した状態で発見された。県警は司法解剖の結果、頭部を鈍器で殴られ、頭蓋骨骨折を負った脳損壊が死因となったと特定していた。

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