独立主張の団体に活動禁止命令=「一国二制度」に影響も−香港
http://www.afpbb.com/articles/-/3190700?cx_part=search

【9月24日 時事通信社】香港政府は24日、香港独立を唱える
本土派政治団体「香港民族党」に活動禁止命令を出したと発表した。
現地メディアによると、政治団体への禁止命令は1997年の中国返還後初めて。
香港での言論や結社の自由を認めた
「一国二制度」への影響を懸念する声も出ている。

 記者会見した李家超保安局長(閣僚)は「同党の綱領は
(香港の憲法に相当する)基本法に違反している」と指摘。国家の安全や
公共の秩序を維持するため、活動禁止を決めたと説明した。

 民族党は2016年設立。中国ではなく香港を「本土」と見なす本土派の中でも、
独立の主張を明確にしている。陳浩天代表は8月の講演で
「香港は独特の文化や歴史を持ち、中国とは全く別の存在だ」と述べ、
改めて主張の正当性を訴えた。