9月の自民党総裁選挙への出馬を表明している石破元幹事長は、24日午後、地方発の
地方創生を政策の中心に据えると表明した。

石破元幹事長は「地方創生、日本創生ということを実現する。これこそが日本国にとって
最も必要なことで、わたしの政策の中心にこれを据える所存です」と述べた。

石破氏は会見で、アベノミクスとの対比を念頭に、「大都市や大企業が果実を生み出す、
波及させるのではなくて、地方や中小企業が果実を生み出すことが肝要だ」と強調した。

また、石破氏は、訪日外国人について、2030年に年間8,000万人を目指すとしたほか、
中央省庁の地方移転を推進すると訴えた。

一方、安倍首相に近い下村元文部科学相は、安倍首相が26日に正式に総裁選出馬を
表明すると明言した。

自民党・下村元文科相は「台風の影響がどれくらいあるかわかりませんが、
(安倍首相は)26日に出馬表明を予定しております」と述べた。

安倍首相の陣営は、23日夜も全国で開く集会について調整するなど、党員票獲得への
動きを加速させている。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00399382.html