野田聖子総務相の秘書が仮想通貨関連会社の関係者を伴って金融庁担当者に面会し、
規制の説明を聴取した問題を巡り、野田氏の夫が週刊誌の記事で名誉を傷つけられたとして、
発行元の文芸春秋と新潮社に慰謝料を求めて東京地裁に提訴したことが4日、分かった。
代理人弁護士が同日までに明らかにした。

 訴えによると、週刊文春と週刊新潮は8月2日号に、野田氏の夫は元暴力団員であり、
野田氏に働き掛けて金融庁に圧力をかけた、とする内容の記事を掲載。「真実と異なり、
精神的苦痛に対して慰謝料を求める」としている。(共同)
https://mainichi.jp/articles/20180805/k00/00m/040/111000c