大阪北部での地震を受けて、政府は18日夕方、関係閣僚会議を開き、安倍首相は、人命第一の方針のもと、対策に万全を期すよう指示した。

安倍首相は「大切なことは、先手先手で対応することです。避難所の開設状況や食糧、日用品等、生活物資のニーズを早急に把握し、プッシュ型支援の実施も含め、必要な措置を講じてください」と述べた。

安倍首相は政府として、ライフラインの復旧や生活物資の補給に対応するよう、閣僚に指示した。

さらに、ブロック塀の倒壊により、小学4年の女子児童が亡くなったことを受けて、安倍首相は、
災害時の学校の安全確保に万全を期すよう求め、菅官房長官は文部科学省に対し、小中学校のブロック塀の安全点検を行うよう指示した。

また防衛省は、大阪府からの自衛隊の災害派遣要請を受けて、給水支援のための災害派遣部隊を、吹田市の国立循環器病研究センターに送った。
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