【ワシントン=海谷道隆】米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は6日、核・ミサイル開発を
強行する北朝鮮に関連し、「朝鮮半島で戦うことになれば、最後は『汚い戦争』になるだろう」と述べた。

朝鮮半島有事の際は、地上部隊の投入が避けられないとの認識を示したものだ。米軍の存在は、外交的
解決を後押しするためとの見解も強調した。

AFP通信によると、豪州北部ダーウィンに巡回駐留する米海兵隊部隊を視察した際、「北朝鮮と戦争に
なった際、朝鮮戦争時のような被害をどのように避けることができるか」との隊員の質問に答えた。

ダンフォード氏は、米軍の能力がかつてと比べて大きく向上している点に触れながらも、最終的には「海兵隊や
地上部隊が参戦し、同盟国も一緒に戦うことになるだろう」と指摘した。

http://www.yomiuri.co.jp/world/20180207-OYT1T50152.html?from=ytop_main4