下町ボブスレー ジャマイカ不採用決定 五輪滑走の夢かなわず

東京都大田区内の中小企業が中心となってボブスレー開発を進めてきた下町ボブスレーネ
ットワークプロジェクト推進委員会は6日、ジャマイカ代表チームが平昌五輪で下町ボブス
レーを使わないとの連絡があったことを明らかにした。
これにより、2014年ソチ大会に続き、冬季五輪のレースで下町ボブスレーが滑走すること
はかなわなくなった。
ジャマイカ代表チームは2016年1月、下町ボブスレーの採用を決定し、下町側がジャマイ
カチームにそりを無償で提供していた。しかし17年12月以降、ジャマイカチームはラトビア
製のそりで国際試合に出場していた。同委員会は、「ジャマイカの競技連盟に対し、そりの
開発・貸与の契約解除および損害賠償請求の法的措置を取る手続きを進める」としている。

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