米アップルはアジアの主なサプライヤーが「iPhone X(アイフォーン・テン)」の組み立てで採用した高校生が違法な残業をしていたことが監査で判明したと明らかにした。
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アップルの発表文によると、台湾のフォックスコン・テクノロジー・グループの中核企業の鴻海精密工業が運営する工場で複数のインターンが自発的に労働し
手当てを受けていたが、中国の法律で認められるよりも長時間働いていた。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の21日の報道によると、
鄭州城軌交通学校の生徒3000人が現地の施設での作業に派遣されていたという。
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アップルは「最近の監査の過程で、中国のサプライヤー施設で高校生インターンの超過労働の事例が見つかった。一部の生徒の超過労働が容認されていた
状況を知り、速やかに対応を取った」と説明した。
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FTによると、高校生らは卒業に必要な3カ月間の「就労体験」の一環として同工場で働いていた。6人の高校生はFT紙に対し、アイフォーンXの組み立てで
1日11時間労働が当たり前になっていたと話した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171122-08574066-bloom_st-bus_all