27日に開幕する東京モーターショーで、自動車各社がコンセプト車や新型車を披露する。環境規制の強化をにらんだ電気自動車(EV)や、
高速通信の普及も見据えた「つながる車(コネクテッドカー)」が並ぶ。産業を取り巻く環境が大きく変わるなか人工知能(AI)などの
先端技術も用いながら、いかに車に関心と愛着を持ってもらうかという模索も目立つ。

 電動車では、各社が特長を打ち出した。ホンダはコンセプトEVで小型スポーツの「ホンダ スポーツ EV コンセプト」を初公開する。
現時点で公開されているのは後ろ姿の一部だけだが、デザインは「所有する喜びと愛着」をうたう。

 人工知能(AI)を組み合わせて、ドライバーと車の一体感が感じられる運転感覚を打ち出す。ライドシェアの広がりで
自動車の保有台数の減少が見込まれるなか、趣味性が高いスポーツ車で「愛着」を打ち出す。

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