アルコール依存症検査、初検挙者5割超が未報告 罰則なし/医療機関少なく 福岡・3児死亡事故11年

福岡県飲酒運転撲滅条例の改正によって飲酒運転で初めて検挙された人にもアルコール依存症検査の受診報告が義務づけられた
2015年9月以降、対象者の5割以上が受診報告をしていないことが県への取材で分かった。未報告でも罰則がないことや、
指定医療機関が少なく受診しない人がいることなどが原因とみられる。06年に福岡市東区の海の中道大橋で起きた
3児死亡事故から25日で11年を迎えたが、県内の飲酒運転検挙件数は2年連続で増加しており、条例の実効性を高める取り組みが求められる。

https://mainichi.jp/articles/20170825/ddp/041/040/021000c